HHKB(英字配列)を買った件

日常からパソコンで遊ぶことが多くて、机や椅子などもちろん、モニタやキーボードなどもそれなりにいい環境を整えている。
で、キーボードはもっともっといものを、ということでググるとよく出てくるとても良いキーボードということでHHKBを買った。

プログラミングの用途でもよく使うことから、英字配列のものにした。ググっていたときに、プログラムするときに便利なキー配列って聞いたのでw
また、結構身の回りのものは少なくて、どちらかといえば小さいもののほうが好きなので、キーボードのキーも少ないほうがスマートでよいかなという考えもあった。

購入の決め手

てことで、実際はいろいろ見たうえで、HHKBにした。

  • コンパクトなキーボードが欲しかった(ものは少なく、小さいほうがスマートに見えて好き。)
  • せっかくなら良いキーボードが欲しかった(中途半端なものを買うと、あとからもっといいもの欲しくなりがち。)
  • せっかくなら持っていない押し心地のキーボードが欲しかった(メカニカルはいろいろ触ってきたので、新しいキータッチを。)

使ってみて

良かった点

  • 想像以上にコンパクトで、机の上のものがスマートに見える。
  • 本体重量もとても軽くて、キーボードを使わないときや、掃除のときなど簡単にどかせる。
  • キーボードに高さがあり、アームレスト的なものが必須と聞いていたが個人的には、無い状態でちょうど良かった。アームレストあると1か2個もの増えちゃうので。
  • 接続先PCの切り替えが早い。会社用、家用、ipadなど複数台の端末を切り替えて使っているが、他のキーボードと比べてサクッと切り替えれらるのが良い。
  • キー配列になられると、確かに入力に必要な手指の移動範囲が限定できてスマート。(慣れると、ですよ。)

悪かった点

  • キー配列に慣れるまでは結構大変。キーボードの方見ながら入力すること多し。
  • テレワークの際は会社PCにリモートデスクトップするので英字キーボード使えるけれど、出社時は日本語キーボードしかなく、キーボードの設定からやり直しになる。(しかもキー配列がKKHB向けに慣れてしまっていると、もともとのキーボードがうまく使えなかったりw)
  • 有線接続がうまくできない。時間がかかる。ほとんど使わないのだけれど、たまに優先接続したいときがあって、その時うまく使えない。(私が接続の仕方を理解していないだけかもしれない。)

Windowsにおける日本語配列、英字配列の設定の変更の仕方

設定方法はいろいろあるけど、最速で間違いなく修正できるのは以下の方法にたどり着いた。

  • win+Rでレジストリエディタを開く。
  • 次のパスに移動する。 コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts\00000411
    • Layout Fileを次の通り修正する。
      • 英字配列にするとき→kbd101.dll
      • 日本語配列にするとき→kbdjpn.dll
  • PCを再起動する。(サインアウト、再ログイン) ※ちなみに誤字ったりするとキーボード変更が英語のデフォルト?の配列から変更できなくなる。焦らず再修正するように。

おすすめの設定

HHKB英字版を使っていて一番気になるのがキー配置。最高のキー配置を見つけるために日々考えている。

  1. 日本語、アルファベット入力の切り替え。通常日本語配列ならば半角全角切替を押せばよいが、HHKB英字版にはない。ALT+‘で変更できるが、押しづらい。
    CTRL+SPACEを半角全角切替ボタンに変更できる。Windowsの設定>MicrosoftIME>キーとタッチのカスタマイズ>「キーの割り当て」をオン。Ctrl+SpaceをIME-オンオフに設定。
  2. もっとあれば追記する

格安ハンディ掃除機でQOL上がりまくった話

仕事が忙しかったりを言い訳に、掃除機をかける機会がだいぶ減ってしまった。でもホコリは気になるのでちょっとしたスキマにハンディモップなんかで掃除をしてた。でもモップは、ホコリをくっつけてとるタイプで、どうしてもその維持が面倒くさいなってなってた。あと以外に取りこぼしもある。そんな時にAmazonでめっちゃいい商品に出会ってしまったので紹介する。

掃除の面倒くささ

掃除は好きだけど、時間が結構かかることを踏まえるとやっぱり面倒くさい。特に面倒くさいのは自分の中では下記の通り。

  • 重たい掃除機を出してきて、電源ケーブルを伸ばして、コンセントに差し込むこと。
  • 重たい掃除機で家中移動して、掃除が終わった後に、コンセントを抜いて、電源ケーブルを収納して、掃除機を保管場所に片付けること。

これらが結構面倒くさくて、忙しい時とかは掃除機を全然かけなかったりした。でも掃除機をかけたい、と思うときは床にゴミが落ちていたりほこりがふわふわしてる時で、そんな時にパッと掃除したい気持ちは変わらなかった。かといってモップだとうまく取れなかったりしてQoLが低かった。。。

最高の解決策=ハンディ掃除機の導入

モップの代わりに、ワイヤレス対応の掃除機とか導入するといいのかも!と考えて色々調べていた時に、ハンディ掃除機の存在を知った。昔実家暮らしだった時に、勉強机用のコンパクトな掃除機を使っていたことを思い出した。消しカスを吸い込める!みたいな売り文句のやつ。当時は吸引力めっちゃ弱くて、大したゴミもとれずにすぐに捨てちゃった記憶がある。

さすがにあれから15年くらい経過しているし、どんなもんじゃいと、お試し購入してみた。

商品紹介(ハンディクリーナー)

今回購入したのは、こちらのハンディクリーナー。
【2024新登場】ハンディクリーナー 多機能 車用掃除機 コードレス 16000Pa 強力吸引力 BeeTool お値段なんと、たったの・・・ 2700円
まとめ買いでさらに安くなるので、ワイは追加で3個まとめ買いしてしまった。。。

で、実際使ってみるとめっちゃくちゃ便利。 以下感想。

  • Amazonで数千円で購入できる(万が一使いものにならなくても後悔しない。)
  • コンパクト(気軽に持ち運んで利用できる)
  • コードレス(掃除機の面倒くさい点である、コードの扱いがない)
  • ゴミに気が付いたら即掃除(掃除機で吸いたい、となったらすぐに掃除ができる。)
  • 吸引力が強い。ほこりや、絨毯についた髪の毛や、お菓子のカスとか普通に吸引できる。
  • 花粉なのかハウスダストというのか、細かい粒子のホコリみたいなのもバンバンとれて、ダストボックスに入っている。
  • ダストボックスを見るとホコリの塊がどんどん生成されていくことからもよく吸っているのがわかる。
  • 各部屋に配置しておくと、マジで掃除が一瞬でできる(1個数千円だし複数買っても全然OK)
  • テレワーク用のデスクに置いているけど、マジで速攻掃除できて神過ぎる。

てことで、めちゃくちゃ便利。人生のQOLがものすごく上がった。

欠点

いい点ばかり書いてもアレなので、一応使っていて気付いたことはメモしておく。参考にどうぞ。

  • 置き場所が困る(ものが1つ増えることは間違いない)。形的に、かっこよく置いておけるものでもないし、紐とかでつるせたらいいけど、そういう穴はない。
  • どんなサイクロン式掃除機も同じだけど、フィルター掃除が面倒くさい(下記若干の解消方法あり。)
  • 電池持ちが1時間程度(下記解消方法あり)。

便利な使い方

フィルター掃除の簡略化

よくあるサイクロン式掃除機なんかでいわれるけど、フィルター掃除がダルい。一人暮らししてたときに使ってたツインバード工業のサイクロン掃除機、ゴミメッチャ吸うし、すごい使いやすくて良かったけど、欠点はフィルター掃除だった。当時もいろいろ調べてこの方法にたどり着いた記憶。

で何かというと、ダストボックスとフィルターの間にティッシュペーパーを1枚挟んでおくだけ。こうしておくと、フィルターには汚れはほとんどつかずに、代わりにティッシュペーパーに付着してくれるので、ダストボックス清掃が、ティッシュペーパーの交換で済むというわけ。

ちなみに、ティッシュを装着する際はフィルターにティッシュをかぶせて、電源をオンするといい感じにティッシュがフィルターに張り付くのでそのままダストケースを装着すれば、あっという間にティッシュ装着ができます。

置き場所について

つるせたらいいけど、つるすためのひもを通す穴とかはないのが難点。掃除機の持ち手のところがくぼんでいるので、そこに紐を結んでおけば、なんとなくつるすためのひもをつけることはできるけど、おしゃれではないね。。。

電池持ち

電池は体感1時間程度しか持たない。まぁはっきり言って十分。力技の解決策だけど、値段が安いので複数台を用意しておくといい。やっぱり3つ、4つまとめ買いするほうが絶対いいと思う!

締め

てことで、とても便利なハンディ掃除機の紹介でした。マジで、便利だからみんな買ったほうがいい。ガチ。

ECOFLOW DELTA2を半年間利用して(感想と、ポタ電の劣化具合の話)

ポータブル電源のECOFLOW DELTA2を自宅のパソコンの非常電源として利用している。使い始めて2年が経過したので、これからポータブル電源を購入する人向けに感想とかを書いてみる。

一言でいうと

めっちゃ便利。何が便利って、次のようなかんじ。

  • 自宅のブレーカーが落ちた時も継続的に電力を供給してくれること。
  • あと台風や雷雨なんかで停電の恐れがある時の心の安心感。 これだけでみなさん購入するべきだと思う。

具体的に

自宅のブレーカーが落ちても電気が使える

停電した!

昨今だと台風や、雷なんか天気の影響で停電してしまう時があるかもしれない。そんな時に、ポータブル電源が家にあれば、ポータブル電源を使って電化製品を利用することができる。

停電しそう!

雷がなっている時、風が強くて電線がちぎれそうな時など、停電したら電化製品が使えなくなってしまう不安がよぎる瞬間は少なからずあると思う。電気はライフライン。。。スマホの充電ができなくなったらともうととても不安です。。。でもそんな時に、ポータブル電源が家にあれば、別に家が、家のある地区が停電してしまっても、ポータブル電源を使って電化製品を利用することができる。その安心感が常に心にあると、台風や雷がなっていてもある程度心を落ち着いて保っておくことができる。

ブレーカーがおちた!

停電する瞬間というのは気象条件だけによって起きるものではない。夏場にドライヤーをつかいながら、エアコンをつけて、IHクッキングヒーターでお湯をわかす。そんなときに電気の使いすぎでブレーカーが落ちて、家の中の電気の供給がストップ・・・なんてことがあると思う。特にデスクトップPCや自宅でサーバを運用している場合、停電は天敵。そんな時に、UPS対応のポータブル電源があれば、瞬停もせずに家の電力系からポータブル電源の電力系に切り替えることができる。

これらがすごい便利。パソコン大好きマンなので、常時パソコンがついていないと心が穏やかではないので、安心感を金で買える・・・・・要はポータブル電源、非常用電源、UPSなんだよ。

仕組み

使い方概要

便利さを十分に説明できたところで、実際にどうやって停電時にPCへの電気の供給を止めない使い方、UPSみたいな使い方をしているかですが、下図のような感じで設置する。
家の壁のコンセント→ポータブル電源→パソコン
通常時は家の壁のコンセントから電気を受けて、ポータブル電源を通過はするもののポータブル電源のバッテリーセルは通過せずに、パソコンへ電気を渡すという流れ。
停電時など、壁のコンセントから電気が入ってこなくなることを検知すると、ポータブル電源からパソコンに出力をする。しかもこの切り替えが一瞬なので、パソコンの電源が落ちることもないという優れもの。

figure1

DELTA2を常時コンセント接続状態にした時の挙動

DELTA2をコンセントに接続すると、当然バッテリーが充電される。アプリで指定した容量まで充電が完了すると、充電は止まる。その状態でコンセントを抜かずに置いておくと、待機電力なのか、バッテリーの容量が減少するフェーズになる。おおよそ1時間で1%減っていく。なので理論上は100時間でバッテリーをすべて使い切る。
ところが、DELTA2は「アプリで指定した容量」から減少するフェーズで、1.5%程度、残容量が減ると自動的に再充電を開始する。

つまり、コンセントを刺しっぱなしにしておくと、充電、放電、充電、放電を3,4時間に一度繰り返してしまうことに注意が必要そう。

figure2 ↑この図では、94.5%程度まで充電、その後93%程度まで放電、再充電を繰り返しているのが見える。

実際の運用(放電下限、充電上限の設定)

上述のとおり、3,4時間で充放電を繰り返す状況はさすがに好ましくないと考え、Home Assistantを利用、ホームオートメーションの仕組みを利用し、放電下限、充電上限の設定を自動的に変更させることにした。これにより、放電下限を50%、充電上限を90%にすることにしている。

バッテリーの劣化について

で、上記挙動のまま使い続けると、懸念点として顕在化するのがバッテリーの劣化が早いのでは?ということ。これについては今後もいろいろ検証したいが、現状使い始めて半年間で分かっていることを書いておく。

DELTA2は劣化しづらい(通説)

そもそも今回使っているポータブル電源はバッテリー劣化に強いようだ。

  • バッテリーがリン酸鉄リチウムイオンというもので、リチウムイオン電池と比較して次の点で優れている。
    • 熱に強い。(充電しながら電池を使うと熱くなり、それが劣化を引き起こすが、これが少ない。)
    • 繰り返し充電可能の回数がおおい。(2000回とか4000回できるらしい。)

半年間使って実際の状態(State of Health)

バッテリーの健康状態を見るのにState of Healthという項目があるが、これを見てみる。
すると、購入時から、半年経過した今までの間、99%のままで、変化がなかった。
これだけ見れば劣化は特に進んでいないようで、安心している。
今後も、引き続き状況はウォッチしておく。

↓State of Healthの値 State of Health

↓Battery残容量の変化 Battery残容量の変化

最強のMarkdown作成方法

ブログやら手順書など作るのにmarkdown記法を使ってる。普段はpcで作業するが、時間を有意義に使うためにiPhoneやiPadなんかでもmarkdown記法で文書を書きたい。ということで僕の考えた最強のMarkdownの作成方法を記載する。

要件

僕の求める要件はこれ。

  • git管理する(あとから差分管理)
  • vscodeで管理する
  • iPhone、iPadで文書作成する(荷物減らすため。)
  • 自宅以外の出先でも文書作成する(外出のスキマ時間を有効活用)

これらの条件に合った手法を考えた。

考えた方式

文書草案作成

PCの場合

VSCODEで文章を作成する。Git連携してプッシュしていく。差分履歴も残る。

iphone,iPadの場合

#Typeというアプリでファイルを開き、Markdownを編集する。mdファイルの実態をPCに保存しておき、これを共有フォルダなどで共有アクセス可能なように設定しておくことで、PCとも即連携できるし、VSCODEをひらきさえすればプッシュもできる。

文書仕上げ

レイアウト修正や、図、リンクの作成などといった、文書の仕上げはPCのvscodeで行う。

備忘

いろいろ実験して気づいたことを備忘として残しておく。

#Typeについて

自動保存機能について

  • 自動保存されるタイミングがわからない
    • ファイル保存時のネットワーク通信がいつ発生するかわからない。大きいテキストファイルだった場合、通信量の具合が気になる。
    • NASのファイルを編集している際は、保存できているかが不安。
  • まれに保存に失敗する
    • 二箇所の#Typeで同時に開いた時に発生した。
    • #Typeで編集中に、別のアプリに画面を切り替えた時に発生した。
      • データが消えてしまうと怖いので、いったんテキストを全選択してコピーしておき、ファイルを開き直すと安心できる。

その他

NASのファイルを開くためには、iOSの「ファイル」アプリ上でネットワークドライブの設定をしてやると、#Typeでも開けるようになる。

リモートデスクトップ接続について

iPhone,iPadからの修正において、もっとも簡単な手法としてマイクロソフト純正のRD接続を利用することを当初検討していた。しかし、次に述べる不便な点が出てきたため頓挫した。

  • 通信量が多い。
    • 移動中の電車など、通信が不安定になりがち。
    • そもそも通信量の消費が多くなることが問題。
  • vscode利用時に、文字入力が一部不安定になる。※vscodeやchromeの入力などで発生。
    • 半角文字の入力は問題なし。
    • 全角文字の入力、しかも変換を伴う入力において、適切に変換できない問題がある。たとえば「へんかん」と入力して変換をかけると画面には「へ変」など表示される。
    • iOSのライブ変換などが原因かとオンオフためしてみたが、変化なし。

DELTA2を使ってみてわかった特性

目次

DELTA2の特性

こちらの記事(ポータブル電源を買った話)で書いたが、ポータブル電源を購入し、自宅のサーバの無停電電源装置にした。今回は、DELTA2を使ってわかった特性?仕様?があるのでここに記しておく。

DELTA2のAC出力オン時の放電

DELTA2のAC出力がオンになっている間は、DELTA2のバッテリー残量は少しずつ減っていく。DELTA2内のインバーターか何かの動作のためと思われる。AC入力電源を使用できず、必ずバッテリーから電力を消費していく。
1時間に2%程度減る。よってAC出力をオンにした状態で50時間程度放置するとバッテリーは0%になってしまう。

DELTA2の充電限度と限度到来後の挙動

  • DELTA2は充電限度を設定できる。設定はecoflowアプリでやる。100%から50%の間で自由に決められる。
  • DELTA2の充電を行い、充電限度に到達すると、充電は停止する。AC、DCなどの出力は、DELTA2の充電中と変わらずパススルーで行われるため、バッテリーの残量は使わない。
  • DELTA2の充電が停止した後、バッテリー残量が充電限度から2.5%減った段階で、再度AC入力による充電を開始する。この再充電開始の%数値は直接変更できない。
  • 充電中に残容量が一気に増えることがある。このとき、充電限度で設定した値を超えてしまうと、充電限度で停止せずに100%まで充電される。
  • DELTA2を充電した状態で、充電限度の設定を減らすと、変更後の%から2.5%減った状態になるまで、放電される。パススルーしているものはパススルー、バッテリーを使う部分を引き続き利用する。

具体的な挙動例

具体的にどういうことかというと、次のグラフの緑の線を見てほしい。緑の線はDELTA2のバッテリー残量の時系列変化を示している。軸は右側、最小値が0%、最大値は100%。
Ecoflowアプリで充電限度を100%に設定、AC出力をオンにした状態で放置をした。

各充電の回次において、おおよそ90%まで充電が進んだところで放電を開始し、87.5%まで放電したところで充電が再開されているのが読み取れる。
放電開始から、充電開始までは約1.5時間。つまりEPS的な使い方(常AC出力をオンにした状態で、AC電源を利用する)をすると1.5時間おきに充電が入る。これはバッテリーにダメージ大きそう。。。
バッテリー残量の最大電圧とバッテリー残量の時系列データ

DELTA2の理想の運用方法と課題

電池を長持ちさせるため、理想の運用方法は90%程度まで充電し、そのあとはバッテリーを利用せず、パススルーでサーバーに電力供給。自然放電で40%程度になったところで充電開始、90%まで充電する‥これを自動で管理するイメージである。
が、上記の特性を踏まえると、これは不可能。充電限度から2.5%下がったところから自動で再充電が始まってしまう。

現状の運用方法

上述の課題について、オープンソフトウェアであるHome assistantをつかうことで、克服したため紹介する。

Home assistantとは

オープンソースのスマートホーム構築用アプリケーション。switchbotやエアコン、照明などさまざまなデバイス類を統合し、情報収集、操作の自動化が可能。

設定手順

Home assistantのインストール方法

別に飛ばす。

Home assistantへHacsをインストール

別に飛ばす。

HACSにecoflow cloudを設定する

別に飛ばす。

ポータブルバッテリーを長持ちさせる話

目次

はじめに

こちらの記事(ポータブル電源を買った話)で書いたが、ポータブル電源を購入し、サーバの無停電電源装置にした。 ただ、バッテリーは使い方次第で寿命が全然違う印象がある。ポータブル電源は高価だし、長持ちさせたい。

そこでバッテリーにとってやっちゃダメなことってなんなのかを調べた。またそれを知った上で私はどう運用していくかもまとめる。

バッテリーの寿命を減らすことは何か

バッテリーにとって悪いこと、その寿命を縮めることはなんなのか。よく言われていることばかりだが、改めて整理する。

  • 高温、低温の環境での利用。
    電気製品なこともあり、外気温が高温低温な環境での利用は避けるべき。寒い冬の日にバッテリーの持ちが悪くなる経験は誰でもあるのでは?
    また、スマートフォンやパソコンなどの利用中は機器本体が発熱する。この熱が電池に悪影響を与える。充電すること自体もバッテリーを加熱させる。よって充電しながら機器本体を利用(放電)することはバッテリーの発熱を促進つまりバッテリーを劣化させてしまうことを意識すべし。
  • 充電しすぎ。
    バッテリーの仕組み的に、充電するとするほどバッテリーの出力電圧は高くなる。出力電圧が高い状態はバッテリーを構成する素材にダメージを与えるらしい。リチウムイオンバッテリーが膨らむのは、高電圧状態になったときにガスが発生してしまうからって聞いた。
    よって、充電しすぎは避けるべき。
  • 放電しすぎ。
    ここは詳しくはわかっていないけど、放電しすぎてバッテリー残量が0になるとか、そういう状態も避けるべきらしい。
  • バッテリー残量が結構ある状態で、再充電をすること。
    知ってる人も多いと思うが、メモリー効果には気をつけないとならない。バッテリーの再充電を開始した時の電圧を、残量0の時と認識してしまうらしい。誰が?とか、どうしてるとかはよくわからない‥。ちなみに、リチウムイオン電池は、メモリー効果ないらしい!!
  • 充電繰り返しすぎ。
    単純に回数の話。繰り返し使えば使うほど、劣化は進むから。ここまで上に書いてきたことのほうがよほど重要。

ポータブル電源を長持ちさせるコツ

これら記載した天敵をふまえて、ポータブル電源は次の方針で選定し、購入後は利用していくことにする。

  • 高温、低温にならないよう、室内に配置し、排熱性能の低下のないように気をつける。
    • 排熱口を壁から離す。排熱口近辺に物を置かない。
    • バッテリーに負荷がかかる、高速充電は避け、低入力を心がける。また、出力も高負荷な出力を常用しない。
  • バッテリー残量が100%になる前に充電を止める。具体的には95%以上は充電しないようにする。
  • バッテリー残量が0%になるまえに、放電(バッテリーの利用)をやめる。具体的には40%以下になる前に、充電を開始するようにする。
  • バッテリーの残量が中途半端な状態で再充電しないようにする。上記記載した容量において、充放電するように気をつける。
  • バッテリーの利用回数は必要最小限にする。過度にバッテリーを使わないように気をつける。

DELTA2をどう使うのか(基本方針)

上記内容を踏まえて、私はDELTA2を次のような設定で利用している。ただし、私はサーバの無停電電源装置としてDELTA2を利用している。単純にバッテリーとしての利用する際の使い方とは異なることは改めて伝えたい。

入力電力を200ワットに制限

ecoflowアプリを利用し、AC充電時の入力電力を200ワットに制限する。
これにより、充電時の発熱を最低限に抑える策略。ただし、画像に書いてある通り、満充電まで5時間ほどかかる。バッテリー残量が少ない状態が長く続くため、災害発生時に充分な残量が得られない可能性を高めることには注意が必要だとおもう。別売りのソーラーパネルなんかを購入して持っておけば、たとえバッテリーを使い切ってしまっても、太陽光で充電できるので、いいんだけど。。。さすがに値段が・・・

ちなみに、1500ワットに設定すると2時間ぐらいで満充電になるらしい。その分ファンの回転数も上がるし、熱も持つだろうから、バッテリーへのダメージは大きそう。なので、まだ試したことない。
一方200ワットに設定するとほぼほぼファンは回らず、静かなままで充電できる。家での常用にはやっぱりこの設定がおすすめ。

Ecoflowアプリの電力設定|100×100

放電限度と、充電最大容量を設定

ecoflowアプリを利用し、DELTA2の放電限度を設定、不用意にバッテリー残量が0%になってしまうことを防ぐ。また、充電限度を設定することでバッテリーを100%まで完全に充電してしまうことを防ぐ。
充電限度は100~50の間で設定できる。
Ecoflowアプリの電力設定|100x100

DELTA2をどう使うのか(さらなる検討)

DELTA2を実際に使ってみてわかった仕様、特性を踏まえてDELTA2の使い方をさらに検討した。それがHome Assistantを利用して、バッテリー状態に合わせてDELTA2の設定を変更する手法である。

記事は後日公開予定。

ポータブル電源を買った話

目次

はじめに

24年1月にポータブル電源を買った話。その後、どう使っているか工夫していることなんかも伝えたいです。

ポータブル電源とは

  • モバイルバッテリーが大きくなってモバイルできなくなったようなもの。家に置いておいて、停電時とかに家で使う感じ。
  • 最近は、無停電電源装置的な機能を持つポータブル電源も売ってたりして、停電以外でも使えたりする。

購入経緯

  • 自宅でサーバPCを24時間稼働させているので停電に備えたい。
  • 災害への備え。万が一、災害に伴う停電で電気が使えない時間を減らしたい。

購入したポータブル電源

購入したのはEcoflowのDelta2
アマゾンで見ると価格表記14万円くらいになっていますが、セールかつクーポン配布があり、8万円台前半で購入。

選定条件

  • 容量:1000Wh前後のものが欲しい
  • 機能
    • UPS的な使い方をしたい
    • コンセント、DCケーブル、USBケーブルを使いたい
  • 仕様:リン酸鉄リチウムイオンのバッテリーが欲しい。
  • 値段:10万円前後のものが欲しい。

候補に挙がったもの

上記選定条件を基準にAmazonや楽天から商品を見つけ、商品メーカーのページで詳細仕様を確認して抽出した。すると次の2つが候補に挙がりました。

Delta2にした理由

候補に出た2つはどちらもポータブル電池としてはほぼ同じような機能をもつことが分かった。いろいろ細かく確認したが私自身は私自身の使い方をイメージしつつ、以下の点を考慮し、DELTA2を購入する運びとなった。

項目DELTA2Solix C1000
AC出力の位置後ろ右側面
DC出力ポート有り無し
値段(24年1月)8万円12万円

DELTA2の主な特徴

バッテリーセルがリン酸鉄リチウムイオン。

要はバッテリーとして長持ちするって話。今後メリデメは記事で書く。

EPS機能

要は停電しても、パソコンの電源が落ちないで継続利用できるって話。 例えば、DELTA2本体からパソコンの電源を取っておく。DELTA2の充電用のケーブルは家のコンセントから取っておく。停電していない間、パソコンの電源は家のコンセントからDELTA2をパススルーして、利用される(このときDELTA2のバッテリーは経由しない。)一方で、停電した際は、パソコンの電源はDELTA2のバッテリーに蓄積された電源を利用し、停電することなく利用を継続できる。

スマホアプリからDELTA2を操作できる

Ecoflowの純正スマホアプリがある。そこからAC、DC、USBの出力設定や、Ecoflow本体の充電速度など設定を変えることができる。もちろん、現在のバッテリー残容量など基本的な情報も確認が可能。
EcoFlowアプリの設定画面1
EcoFlowアプリの設定画面2

Home Assistantから操作できる

Home Assistantというアプリケーションがある。非公式ではあるがこれの連携プラグインがあり、利用できる。

ポータブル電源を買って、使ってみて

一言でいえば、ポータブル電源を買ってから安心感が得られた。EPS機能のおかげで、台風や、雷の日でも停電の不安なくサーバPCを稼働できる。稼働中のPCが突然停電すると、壊れる可能性が高くなるので、そのリスクが回避できるだけでもありがたい。
さらに、ポータブル電源としての機能で、万が一今停電が起きたとしても、最低限の電気を得ることができるのが心強い。

10万円前後するため、出費は大きいが、いざの時に役立つ安心感。そしてEPSとしては365日安心感を出してくれる。結局はこの2点に過ぎないものだが、買ってよかったと心から言える。皆さんもぜひ買ってほしい。

DELTA2を実際に使ってみて気づいたDELTA2の特性について

買ったばかりのDELTA2

熱海旅行2023冬(客室露天風呂もあるよ)

2023年は夫婦でクリスマス休暇をとって、熱海の温泉に行ってきた。JR伊豆多賀駅という聞いたことのない駅が目的地。宿泊先は「オーベルジュフォンテーヌブロー熱海」。最寄駅から徒歩10分。東京駅からも1時間程度の好立地。全12室という小規模ホテルは、スタッフさんとの距離も近いかも!ディナーはフレンチコース。そして客室露天風呂もあり、食後やチェックイン後にもゆったり楽しめる。
ホテルの近くには熱海プリン食堂もあり、ランチを楽しんだ。

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しまなみ海道旅行(Day1)

導入

夏休みを使って尾道(しまなみ海道)に旅行に行きました。

やったこと、食べたものなんかを自分への備忘も込めて、掲載しておきます。

私は趣味の一つにロードバイクがありますが、1か月に100kmも乗りません。もっといったら50kmも乗りませんわ。そんな私もしまなみ海道で、ロードバイクに乗りました。ロードバイク初心者にとてもおすすめできると実感しました。しまなみ海道でロードバイク乗ることを検討している方に、少しでも参考になればと思います。

未来心の丘
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都内サイクリング(東京駅~羽田空港の20kmコース。)

東京駅から羽田空港まで、奥さんと一緒にロードバイクで走ってきたので、ルートを紹介します。

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