ipadでWindowsパソコンにリモートデスクトップ接続する。

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せっかくiPad持っているのでipadから自宅のWindows PCを操作できたら便利だなぁと思って5年くらい経過しました。が、ようやく快適な操作環境を得られたのでここにまとめておくことにします。

やりたいこと

iPadから自宅 のWindows PCに対してリモート接続し、パソコン操作をします。自分はメイン PCがデスクトップ上に構築した仮想端末のため、iPadからアクセスすることでデスク以外の自由な環境でのアクセスを可能とし、利用の幅が広がると言う考えです。

やりかた概要

基本的にそんなに難しいことはなく、アプリをインストールして、キーボードとマウスを繋げれば、直感的に使うことができます。

iPad側の準備

  • bluetoothキーボードを接続する
  • bluetoothマウスを接続する
  • リモートデスクトップクライアントをインストールする

リモートデスクトップクライアントアプリですが、さまざまなものがApp Store上にあります。今回はMicrosoft純正のRD Clientを利用します。

パソコン側の準備

  • リモートデスクトップを許可するように設定を変更する。

課題

iPadからのリモートアクセスについては5年くらい前から使っていました。ずっと、かき悩みを抱えていました。いくつかはようやく最近になって解決してきました!

課題1:特定のキー入力(スペースキー、十字キー)が適切にできない。→解消済み

外部キーボードを利用して文字入力の際に「変換」または「空白」のためにスペースキーを入力すると、ipadの画面が青枠で囲われる代わりに、キー入力が適切にされません。何も入力されない。一言で言うと、スペースキーが使えないんです。同様に、十字キーも同じで使い物になりません。この事象はリモートデスクトップ接続する・しない関係ないです。ipadで外部キーボードを利用した際にどのアプリでも発生します。

スペースキーを入力すると青い枠が表示される
カーソルキーは機能しない。

青枠のイメージは↑この画像です。アプリ起動中などだと、このような感じで画面の枠に沿って青い枠が表示されます。キー入力はされないのが困る。

解決策

この症状の解決策は、iPadの設定画面>アクセシビリティ>キーボードと進み、「フルキーボードアクセス」の項目をオフにすることです。

iPadはタブレット端末なので全ての操作をタッチで実行することを本流として設計されていますが、このタッチ操作を不要とし、全てをキーボード経由で操作しようとする機能です。この機能の「オン」スイッチがスペースキーに割り当てられているため、文字入力でスペースキーを使うことができません。

「フルキーボードアクセス」をオフにすることで「スペースキー」や「十字キー」に割り当てられていたショートカットキーを無効にし、通常の文字入力が可能となります。

フルキーボードアクセスの項目をオフにする。

課題2:リモートデスクトップ先の画面でマウスを用いた文字列の選択ができない

Windowsではマウスを利用したドラッグ&ドロップを頻繁に利用します。特にウェブ画面の文字列を選択して、コピー利用する行為はに頻度が高いです。

iPadからのリモートデスクトップにおいてもドラッグ&ドロップはおおよそ使えて、例えばデスクトップ上のアイコンの移動などは通常通りできます。サクラエディタ上での文字列の選択も可能です。ただし、google chromeの画面上の文字列をマウスを利用して選択することができません。あくまでもマウスを用いた選択ができないだけで、マウスを利用しなければ選択することが可能です。

とはいえ、マウスを使っている状況で文字列を選択する際は大体、マウスを使って選択する方が早いので不便なのです。

解決策

まだ見つかっていません。この先も色々調べてみます。。暫定対応策として、キーボード操作(Shift+矢印キー)か、タッチ操作で代替え可能です。

課題3:文字入力時の予測変換で入力がおかしくなる→解決済み

リモートデスクトップ接続先のOSでWindows IMEを利用していない場合、入力時の予測変換機能などにより入力値がおかしなことになることがあります。

たとえば、「か」と入力したところが「kか」となったり、予測変換の一番最初に表示された内容が勝手に入力されてしまし、それ以上変換できなくなるなど。

解決策

これを避けるためにはWindows標準のIMEを利用するようにしましょう。

課題4:突然、十字キー、バックスペースが使えなくなる。かわりに右カーソルがバックスペースになる。→解決済み

課題1、2、3を解消した上で、キーボード入力を可能にしても、時折キーボード入力がうまく行かなくなることがあります。直前まで入力できていたにも関わらず唐突に入力できなくなります。たとえば十字キーがきかなくなったり、右カーソルがバックスペースキーになってしまうなどです。

解決策

iPad側で一度ホーム画面に戻り、適当にホーム画面など触った上で、再度RD CLIENTのアプリ画面に戻ってくると再度通常通りキーボード入力ができるようになります。

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